かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2021年09月14日

始動

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昨日のルール説明会とクラスでの話し合いを受け、年長T組では早速道具作りが始まった。手袋をつけて専用カッターを使い、段ボールを加工していく。
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一方のA組も始動。写真はビーチボール2個を同時に運ぶ道具を試すS君。グッドアイデアに満足げ。どちらもまずは順調だが、試合をすれば必ず勝敗がつく。そこからが楽しみだ。
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H君のおばあちゃんが田んぼにいたイシガメを持って来てくれた。すぐに子どもたちのアイドルになった。外を歩かせると意外にも足は速い。「カメはどこに行ったの?」と尋ねてくる子には「人がたくさん集まっているところ」と答える。
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年少H組にて。熱心に何かを描いているK君の回りにやって来て、何だかんだと声をかける子たち。「集中してるんだから、そっとしておいてやれよ」とも言いたくなるが、夢中になっている子は魅力的なのだろう。
posted by Kaede at 23:12 | 園長のきまぐれ保育日誌
2021年09月13日

いよいよスタート

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年長のクラス対抗ゲームが,今年もいよいよスタートした。子どもたちの提案を元に担任と園長、副園長でルールをまとめ、2クラスに発表した。ざっくり言えば、自分たちが作った道具で3種類のボールを運ぶというゲーム。説明会の後、クラスでの集まりでは,早速さまざまな道具の案が出てきた。自分の考えをどんどん述べる子に,他の子から「早口言葉になってるから、もっとゆっくり言って」という注文もついていた。
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かえでの森は、満3歳児の子たちにまだレクチャーが行き届いていないので入口を閉めていることが多いが、クリが最盛期を迎えていてフェンスの外にもたくさん落ちているので、クリ拾い部隊限定で開放した。すると満3歳児の子が目ざとくフェンスにやって来て「Sちゃんも行きたーい」「ごめんね。今は大きい子だけなんだ」「Sちゃんも行きたーい」「今度お話をしてからね」「Sちゃんも行きたーい」「クリを拾ったらすぐ帰るから」…。こんな説明で納得できるわけもないが,もう少し楽しみにしててね。

posted by Kaede at 21:00 | 園長のきまぐれ保育日誌
2021年09月10日

活動的

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昨日に続き、今日は年中が川遊び。とは言え、欠席が多い1クラスは学級閉鎖中なので、1クラスのみの実施。いつも2クラスで行っているからとても少なく感じる。子どもたちも何となく勝手が違うのか、派手な遊びよりも、魚取り、砂遊びなど、おとなしい遊びをする子が多かった。
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満3歳児クラスのすぐ外が私の作業場。今日は棚作りの準備作業をしていたらラティス越しに「何しよるん?」「何を作りよるん?」という質問が来た。このクラスを作ったときから想定された光景である。私自身が3歳の頃、自宅のリフォームがあったが、その時の私は大工さんにつきっきりだった、と、親から聞いた。やはり質問攻めにしたのだろうか。覚えていないが。
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その満3歳児のお仕事。サッカー場の得点板で、表を作っていたテープをきれいにはがし、サッカー部員たちのひんしゅくを買った。良くも悪くも活動的になってきた。
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かえでの森から園庭に枝を伸ばしているクリが実を落としはじめた。自然に生えた木だが実は結構大きい。集めておいてみんなで栗ごはんを食べるんだ。たくさん集めてね。
posted by Kaede at 18:50 | 園長のきまぐれ保育日誌
2021年09月09日

落ち着き

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年長2クラスが川遊びに出かけた。はじめの予定では明日が合宿保育で川で遊んだり園に泊まったりする日。延期になったのでその代わりのつもりだが、陽射しは暑く水も思ったほど冷たくなくて、快適な時間だった。一部の有志と、深みや急流がある細い支流を遡ってみた。堰堤の下まで歩き、落下する水で「修行」をし、強くなって戻ってきた。川は今年3度目だが、たぶんこれが幼稚園生活最後の川遊び。
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止まっているボールを空振りしないで蹴るのがやっとの満3歳児もいれば、チームを決め、縦横無尽に走って豪快なシュートを決める年長児もいる。園児と言っても1年生と6年生ぐらいの違いがあり、それだけ育ちの幅があるが、互いにつながっている。それが幼稚園。
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満3歳児クラスの降園前。予想外の落ち着きで手遊びなどを楽しんでいるのは、部屋が孤立しているだけの理由ではなく、他のクラスがこの時期で落ち着いているからだろうと思われる。4月はどうしても園全体がバタバタしがちなのだ。と、ちょっと反省。
posted by Kaede at 18:13 | 園長のきまぐれ保育日誌
2021年09月08日

初弁当

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満3歳児「みつば組」も今日からお弁当。朝から楽しみでフライングをする子や、他の子のお弁当につい手が出てしまう子もいた。ちょっと様子を見に行った私も、子どもたちの相手をしているうちに帰れなくなってしまった。食事中気が散りがちなY君に「おにぎりが逃げたがってるよ」と声をかけると、戻ってきてむんずと掴み、大きな口を開けた。とにかく一人一人の個性が面白くてしかたない。
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年少H組にて。絵の具で絵を描いた後、用具をきれいに洗い上げる3人娘。エプロンが似合ってるよ。
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年少T組の積木コーナー。「動物の行列だよ」
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雨上がり。一番に出てきたのはみつば組の子、そして年少の子。雨も秋の気配だ。
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posted by Kaede at 17:28 | 園長のきまぐれ保育日誌
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