かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2021年09月22日

運動会モード

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年中2クラスが、昨日園庭に引いたトラックを半周回るかけっこを行った。スタートラインにつく子どもたちはやる気十分。仲良し同士で走るのだが、こうなれば負けたくない。いよいよ運動会の機運が高まってきた。
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年中を見ていた年少児たちも初めてのかけっこをしてみた。するとそれを見ていた満3歳児の子たちも「やりたーい」と言い出したので、ゴールテープに向かって走ってみることにした。何事にも前向きな満3歳児たち。一度で競う魅力に取り憑かれたのか、走り終えるとそのままスタートラインに戻って、また走ろうとする子が相次いだ。
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年長のクラス対抗ゲームは、昨日の1回戦を受けてルールを一部変更。2クラスを集め、ボールを出す側のプールの下にブルーシートを敷き、その範囲を踏んではいけないことなど変更点の説明会を行った。距離をとることでさらなる工夫を引き出すのがねらい。説明会の後、子どもたちは早速立入禁止ゾーンでの距離感を確かめていた。
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ルール変更に合わせた道具作りも早速始まっていた。A組ではボールをどんどん運べるよう、段ボールのすべり台を作って実証実験。
posted by Kaede at 21:16 | 園長のきまぐれ保育日誌
2021年09月21日

秋到来

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運動会に向けてトラックのラインとなるロープを引く作業を行った。去年は新園舎の工事のこともあり、トラックを描かなかったので、子どもたちが釘を打ち付ける作業も2年ぶり。
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出来上がったら子どもたちは早速試走したり、乗り物遊具で回ってみたりしていた。年少のSちゃんは、ままごとのガソリンスタンドから燃料を直接補給!こうすると早く走れるんですって。ホントにやっちゃダメよ。
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年長のクラス対抗ゲームの1回戦を行った。いよいよ実戦のスタートである。遠くで見ていた満3歳児が「私たちもあれ、やりたーい」と言っていた。結果はT組が小差で勝ったが、思ったよりも簡単そうなので、次回からハードルを上げるべく、試合後には大人もあれこれと知恵を絞る。程よく楽しいハードルにするために。
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さわやかな秋晴れでもあり、園庭の奥にある木陰のオープンカフェは大にぎわい。ままごとハウスの中にあるパン屋さんのキッチンは、カウンターに並んだお客への対応で大忙し。
posted by Kaede at 23:31 | 園長のきまぐれ保育日誌
2021年09月17日

ツアー

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年少T組の子たちが手作り楽器を下げて「T組合唱団」を結成。隣のクラスを皮切りに、職員室を含む全クラスで演奏を披露して回った。評判が評判を呼び、最後の年中T組では、「追っかけ」で来た他のクラスの子も含む聴衆を巻き込んで大盛り上がり。

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すっかり気をよくした合唱団は、最後はこもれびホールで大コンサート。客演指揮者は年長のCちゃん。全国ツアーのファイナルは武道館で、みたいな感じかな。

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幼稚園のランドマークでもある「風の塔」は甘くない遊具。やっと2階へ上がっても、3階に上がるにはわずかな足がかりを使って柱をよじ登るしかない。でも満3歳児でも果敢に挑む子が増えてきた。そして登れた子もいる。甘かったら手ごたえも喜びも少ない。

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ロッカーに住みついている妖怪箱入り娘。うっかりしていると気付かずに通り過ぎてしまう。こわいこわい。




posted by Kaede at 15:33 | 園長のきまぐれ保育日誌
2021年09月16日

平気

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満3歳児M組の子たちを担任が連れて園内を巡り、遊びのルールなどのレクチャーを行った。思ったよりも集中して聞いていたが、普段の遊びを見ても、、満3歳児は園での楽しみ方、人とのつき合い方、ものの仕組み、やっていいことや悪いことなど、この時期猛烈な勢いで日々学んでいるのがよく分かる。
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年長A組のMちゃんのお父さんが「僕らのハチロク」という、歌に合わせたビデオを作り、YouTubeにアップしているので、年長A組のみんなで見ることにした。タイトルで分かるとおり、テーマは原爆を通じて平和を問うこと。Mちゃんも登場するので子どもたちはまずはそれを楽しんでいたが、終わった後の話し合いでは原爆や戦争のことについて知っていることを口々に発表していた。歌の内容も難しそうなものだが「感動した」という感想もあった。ちなみにビデオの撮影や編集は、いわゆる「玄人裸足」というべき、素晴らしい腕前。
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園舎南側にあるグリーンカーテンで、アサガオの種を集める年長児。気をつけてね。
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ツクツクボウシ。夏を通じて行われるセミのコンサートで、トリをとる主役級のセミ。複雑な節回しが自信にあふれている。だから少々近づいても平気。
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posted by Kaede at 21:47 | 園長のきまぐれ保育日誌
2021年09月15日

自然

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作業場にいたら年少H組の子が「すごいお城を作ったから写真撮って」と言ってきた。Sちゃんの「みんなで力を合わせてステキなお城を作ろうよー」という一言で始まったらしい。「あとで行く」と言ったのにかなり遅くなってしまって行ったら「早く来ないから片づけちゃったよ」とM君が口を尖らせた。「ごめん、ごめん」。担任撮影の写真を拝借。
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運動会の年長のクラス対抗ゲームに向け、T組はこもれびホールで自主練習。移動したボールの数が100を超えると、自然に笑顔や拍手が出てきた。だれと戦っているわけではないのだけれど、100は気持ちのいい数字。
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満3歳児クラスのお弁当時間。テーブルを2つの島に分けたら、なぜかきっちり男女で分かれた。自由席だから職員は何も指示していないし、それ以外の場面でもことさら男女を意識させるような扱いはしていないつもりだが。
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水筒のふたが開かなーい。「オレにやらせて。ウーン!開かない!」「オレがやる。ウーン!開かない!」「やっぱりオレが…」。二人の間を何度か行き来して、水筒はやっと開いた。これも共同作業の1つの形。年中H組にて。
posted by Kaede at 21:33 | 園長のきまぐれ保育日誌
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