2021年02月04日
盛り上がり
こもれびホールでは連日各クラスの劇が活発に行われている。保護者の方に劇あそびを見ていただく会も、今年は学年毎に日程を変えての開催となるので、どこに向けて盛り上がればいいか難しい気もするが、子どもたちはどうなのだろう。年少の劇を見る年長児たちは、分かりにくくても熱心に見つめ、終わると拍手を惜しまない。こうしてお互いに盛り上がっていくのだろう。
年中T組の劇は、時におふざけがすぎて壊れそうにもなるが壊れない。このへんの程度は子どもたちも心得ているようだ。しかし基本的に伸びやかならば、本番ではいいところが残って落ち着いてくるのだろう。
年長A組の劇には毎日のように変更が加えられる。それを楽しんでいるフシもあるが、「神様の家に入る前には消毒をしよう」という今日の変更にはズッコケてしまった。しかし子どもたちは大まじめで、作り物の消毒を手にかけてから入っている。
他園では「行事前には、遊ぶ時間が減ってしまう」と嘆く話も聞くが、むしろ行事が盛り上がるにつれて、普段の遊びも活発になるような気が、私はしている。
posted by Kaede at 19:02
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2021年02月03日
立春
年長T組が全てオリジナルで作った劇は「ゴリラの誕生会」という題かと思っていたが、実は「はりねずみの脱走」なのだそうだ。何にしても最後はゴリラの誕生日を祝う場面なのだが、練習後の反省会では立ち位置や顔の向きなど細かいところの意見がたくさん出ていた。完成度にこだわるようになってきている。
年長A組の劇では、イノシシが猪突猛進の挙げ句、担任を吹っ飛ばす場面が劇の一部になっている。本番ではもっと驚きの展開も考えているようだ。お楽しみに。
クラスのストーブで使われる木質燃料は、一冬に何回か米袋で宅配されるが、届いたのが分かると、何も言わないのに子どもたちが乗り物や手押し車で集まってきてどんどん運んでくれる。2階の分は数人で階段を運び上げる。届いてから10分ぐらいで全て片付き、また何事もなかったように遊びに戻っていく。頼もしくて気持ちがいい。
立春なので春を探しにかえでの森に入ってみましたが、結局一番目についたのは空に伸びる冬木立。春の気配はまだもう少し先のようです。
posted by Kaede at 19:08
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2021年02月02日
節分
節分。今年は新型コロナの影響で鬼も来ないんじゃないか…。なんて淡い期待は見事に外れ、やって来ました2匹の鬼。「キメツ?そんなのカンケーねえ!」と言わんばかりのパワーで、園庭を走り回った。一時は年長K君をさらって帰ろうとする狼藉ぶり。これにはみんなで対抗し、K君を無事奪還した。
ちょっと攻撃してはすぐ安全地帯に逃げ込む子どもたちに、鬼も苛立ち気味。「コロナがこわけりゃ、まずオレたちに向かって来い!」と言わんばかりの挑発を続けたが、太鼓を合図に行った「総攻撃」には、さすがの鬼もタジタジ。
朝のうちにかえでの森に出かけたのは、ヒイラギの葉っぱをお守り代わりに取りたい子どもたち、ヒイラギは固いし、ちぎりにくいし、力を入れるととげが刺さる。苦労して得た1枚だが、これだけ尖ってりゃ効くだろう。
年中H組の劇には、やさしいオオカミと、爆弾を投げつけたりタンバリンで踊ったりするような過激なブタが登場する。
年中女子が森で見つけたのはヤツデの花。地味だが束ねると花火みたいになる。
posted by Kaede at 21:51
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2021年02月01日
愛嬌
明日は節分。例年ならこわい鬼が来るから、今日はそれへの備えが進められた。新聞紙を丸めた豆が子どもたちの武器。「めっちゃ固くして、鬼をやっつけるんだ!」と力が入る年長T組の子たち。
年長A組では、鬼の絵に向かって豆を投げる訓練を行っていた。「やったー!命中!」
それにしても、子どもたちが描く鬼って、どうしてこんなに愛嬌があるのだろう。
「おにがくる やすみたいけど やすめない」(3月に完成予定の「かえで幼稚園かるた」より。
posted by Kaede at 21:45
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