かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2021年01月26日

ベクトル

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劇にとって大事なことは、一つのイメージに向かってみんなの気持ちが揃うこと。イメージの共有と言うより、気持ちの方向性みたいなものが大事。年長A組では神様の一言が劇のクライマックスになるが、その時の一同の表情を見ると、ベクトルが揃いはじめているのが感じられる。
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年中H組のバルコニーでは「花を入れるとこ」という箱に色を塗っていた。細部までしっかり塗りたいから、気をつけていても手や顔や服に絵の具がついてしまう。しかし、その汚れが達成感にもつながっている。
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「いすを作りたい」という年長A君の希望で、材料になりそうな木と道具を用意したところ、たくさんの子が集まってきてノコギリに挑戦。特に熱心だったのは年少の子たち。肝心のA君の姿はどこへやら。
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年長A組の大道具である巨大なテーブル。今にも歩き出しそう。
posted by Kaede at 00:00 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2021年01月25日

正月遊び

買い物用のポリ袋で作ったタコを引いて走る子。上がるか上がらないかよりも、タコとともに走ることに喜びがあるようだ。
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そして、こちらは羽根つき。正月遊びが流行っている。もっとも羽根も羽子板も手作り。「ポコン ポコン」という音も結構それらしい。
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シイの実見つけた。小さいし固い殻に閉じ込められているが、割って食べれば渋みがなく、少しだけ甘い。もちろんストーブなどで焼いても香ばしい、天然のおやつ。
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posted by Kaede at 22:58 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2021年01月22日

楽観

年長T組の劇あそび。役は決まった。お面や小道具も揃ってきた。大道具もできはじめている。肝心の劇の筋は?まあ、やりながらぼちぼち決めればいいんじゃない。だってみんなの頭の中のイメージは一つになってきているから、何とかなるよ。
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園庭から子どもたちの声が聞こえてきた。「あ、雨が小降りになったんだな」と分かる。テントの屋根にたまった水を下からつついて落とし、素早く逃げる遊びをしていたのは年中の男子。遊びを見つける達人たち。
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年少H組、本日のストーブクッキングは焼きリンゴ。隣のT組はもちつき大会で余ったお餅。
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2021年01月21日

先生の役目

年長A組では、劇のセリフを決めるのに、まずその役の人がどう言いたいかを書き出すことにした。絵本を参考にしたりしながら担任が用意した紙の吹き出しに書いていく。みんなで考えるにしても「モノ」があった方が検討しやすいからだ。
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いつも思うことだが、子どもたちが作るお面は、何と個性的で愛嬌があるのだろう。こんなにも素敵なものを作り出す力を持っているのに、そして自分で作ってこそよりその役に近づくのに、なぜか先生が作って「あげる」園が多いのが不思議でならない。こんなにも豊かな表現の機会をなぜ奪うのだろう。
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降園時。駐車場を見つめる年少児。「あっ!ママ来たー!」
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2021年01月20日

延々と

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年中T組では劇の大道具になる時計作りが進んでいた。絵の具で文字盤を描くが、描きたい希望者は多いから時計の数字一つ度にジャンケンで決めるので、なかなか手間がかかる。数字を書き終えたら何時にするかを決め、次は針を描く人を決めるジャンケン。
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朝は冷え込んだが快晴なので昼間は陽射しが暖かい。年長T組では、みんなで「だるまさんがころんだ」の遊びを行った。素早く走ってピタリと止まりじっと動かない。何でもないようだが、これはかなり体と心を鍛える。
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本日の書き初めから。
posted by Kaede at 18:24 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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