かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2020年12月03日

気持ちを伝える

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増築工事が続く中、年中H組の子たちが、大工さんたちに手紙を書いた。「まいにちおつかれさま」「きをつけてね」などのメッセージとたくさんの絵が描かれたカードを手に現場を訪れ、手を止めて集まってくれたおじさん、お兄さん、お姉さんたちに手渡した。大工さんからも「みんなもカゼをひかないでがんばってください」と言ってもらい、満足そうだった。何だか見えない糸がつながったような気持ちになった。

年長の籾すりもがんばっているが、Cちゃんたちが作っているのは、作業をがんばった子に贈るための「お米メダル」。中にはこれを励みにがんばる子もいるから、気持ちを形にすることも大切だ。ちなみに本人たちは作業にはあまり加わらず、もっぱらこちらに専念。
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posted by Kaede at 23:10 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2020年12月02日

現実と夢

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収獲したお米をすり鉢に入れ、野球のボールでゴリゴリこすって殻を取る籾すりを年長の子たちが続けているが、他にやりたいこともたくさんあるのでなかなか進まない。そこでカレンダーにその日できたお米を小袋に入れて張りつけ、担任が「この日に収獲祭で食べたい。今日はここ、この日は休み」などと話すと、「えっ!間に合わんじゃん!」と現実に気づき、急に仕事のピッチが上がりはじめた。そんなときにM君。「ママはいつも白いお米を買ってるよ。こんなことしなくても、あれ買ってくればいいじゃん」と。おいおい、この期に及んでそれを言うか!

田島征三原画展に、昨日行かなかった3クラスが見学に訪れた。原画がぐるりと取り囲むような展示の中に入った年中H組の子たちからは「絵本の中に入ったみたい!」という素敵な感想も聞かれた。
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posted by Kaede at 21:31 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2020年12月01日

贅沢

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園の2階で行っている田島征三の『つかまえた』原画展を、今日は4クラスの子どもたちが見学に訪れた。絵を一通り見たあとは、田島さんがこの絵本を読んでいるテレビ番組の録画を観た。原画に囲まれながら作者本人の思いのこもったメッセージを受け取れる。ああ、何という贅沢なひととき!

例年、卒園生保護者による豪華なクリスマスツリーが飾られるこの時期だが、今年は飾りのない木を立てて、子どもたちに飾りつけを任せることにした。こもれびホールには早速「ツリー工房」の机が設置され、フェルトや折り紙などでさまざまな飾り物が生産されていた。
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posted by Kaede at 21:36 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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