2020年11月16日
真剣
年長に影響を受けたのか、年中にもぬいぐるみ作りが広がっている。本物の縫い針を使うのも同じ。そして少し危険な物を扱うときの緊張感は年長以上のように見える。真剣さは、子どもたちにとってかけがえのない「手ごたえ」の表れでもある。
年長T組の部屋にサッカー場が出現。畳1枚あまりの広さだが、得点係を含めた5人が真剣にプレーしている。クラスのテーマは大きな家だが、そこはサッカー場もある豪邸だったのだ。子どもたちにとって、作り、再現してこそ体験は本物になる。
posted by Kaede at 23:12
| りじちょうのきまぐれ保育日誌
2020年11月13日
大事なこと
遊びと創作の祭典「そうさくらんど2020」まであと1週間となり、各クラスの創作はますます熱を帯びてきている。「公園」をテーマに思いついた物をどんどん作る年少T組はかなり飽和状態。お弁当を食るスペースもなくなったが、なあに、外だってホールだって食べられる。それより作ることの方が今は大事なんだ、と思っているのだろう。
「園長先生、私が回ってるとこ、まだ撮ってないでしょ」と撮影を要求してきた年中Sちゃん。真剣な顔で鉄棒に向かい、足を揃えてきれいに回ったが、視線はちゃんと私のカメラを確認している。「見ていてあげる」ということが、子どもにとっては大きな支えなのだ。
posted by Kaede at 00:00
| りじちょうのきまぐれ保育日誌
2020年11月12日
喜劇
暗幕を巡らしいすを並べた年少S組が作りたいものは、何と映画館。黒いスクリーンにはDの白文字。これをC、B、A,@と早めくりする素晴らしい思いつきだが、カウントダウンのカードだけでスクリーンのケースが一杯になってしまって本編の入るすき間がない、という思わぬオチがついている。喜劇です。
年長T組には部屋の半分ぐらいの大きな家ができている。カラフルな屋根の下にはキッチン、いすとテーブル、トイレ、そしてカーテンの向こうにはお風呂まである。カメラを向けると「キャー!お風呂に入ってるんだから撮らないで!」という騒ぎになった。でも撮る。(写真は昨日)
posted by Kaede at 16:37
| りじちょうのきまぐれ保育日誌
2020年11月11日
お姉さん
未就園児親子への園開放日「かえでっこくらぶ」は、屋外限定で実施している。今日は暖かくて良かった。3人乗りの三輪車に小さい子を誘った年少児たち「乗せてあげるよ」「こいであげるよ」「押してあげるよ」。年少児たちがお姉さんになれる日でもある。
年少H組には赤い屋根の大きなお家ができている。朝日の射し込む時間が一番映(ば)える。大きい子、小さい子が混じってままごとを楽しむ素敵なひととき。
posted by Kaede at 17:33
| りじちょうのきまぐれ保育日誌
2020年11月10日
成長
段ボール箱の枠を塗り、好きなデザインのタイヤやライトをつけたらマイカーの出来上がり。これに入れば世界が急に広がり、どこへでも行ける気になる。素敵な3歳児たち。そのうちこれだけでは遊べなくなるが、それを「成長」と呼んでいいのだろうかといつも悩む。空想力が萎えたとも言えるのだから「変化」だよね。
仲良しの年長児NちゃんとYちゃんがお弁当を食べる場所でもめていた。廊下で食べたいNちゃんと部屋で食べたいCちゃんが互いに一歩も譲らない。しかも別々はいや、という点では一致しているからややこしい。実習生が中に入って出した結論は、部屋と廊下の境目にいすを寄せ合って食べるという妙案。出入口が少し狭くなるが見事解決。これは確かに「成長」だ。
posted by Kaede at 17:56
| りじちょうのきまぐれ保育日誌