かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2020年11月30日

別世界

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11月の誕生会を行い、久しぶりに映画を上映した。もう30年以上前に作られた作品なので、服装などはさすがに「昭和」な感じで古さは隠せないが、テーマや内容は今の子にも全然違和感なく入ってくるようで、年少から年長までとても集中し、大笑いしたりハラハラした表情をしたりしてしっかり楽しんでいた。特に「そうさくらんど」で映画館を作った年少S組の子たちの食い入るような表情が印象的だった。

田島征三の全国縦断原画展が、いよいよ当園ではじまりました。20点の原画の素晴らしさはもちろんですが、天野耕太氏が担当した、天然の木と石を使ったレイアウトもとても個性的で、保護者の集まりや職員会議で使っている部屋がまるで別世界になっています。12月4日(金)までの毎日9時から16時まで。ぜひお越しください。
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posted by Kaede at 18:30 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2020年11月29日

原画展準備

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明日からはじまる田島征三の絵本『つかまえた』の原画展を控え、日曜日だが展示準備を行った。準備を仕切るのは以前当園でバランス芸のパフォーマンスを演じてくれたA氏。田島さんの絵を引き立てる展示を、10時間かけて作り上げてくれた。自然の木や石を使った独創的なレイアウトの中で、素晴らしい原画をぜひお楽しみにお越しください。
posted by Kaede at 21:35 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2020年11月27日

収獲

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秋の収穫を楽しむ芋煮会が行われた。メニューは畑で掘ったイモと森で拾ったクリがたっぷり入ったご飯と、イモなど具だくさんの豚汁で、全園児が園庭に広がって食べた。年長から入園し、初めてこの行事に参加したU君は「こんなおいしいもの、初めて食べた」と大感激。外で食べるのも季節的にそろそろ限界かな。

園庭は落ち葉で一杯。トウカエデやモミジバフウの落ち葉を堆肥場に運ぶために集めていると、すぐに近くにいた子どもたちが手伝ってくれた。今後もアベマキ、コナラなどの葉がどんどん落ちるだろう。ところで、今朝その堆肥場を掘り返したら、カブトムシの幼虫がゴロゴロ出てきたが、多くの子には内緒にしている。
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posted by Kaede at 22:47 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2020年11月26日

備える

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秋の子どもたちは忙しい。園庭でも遊びたいしもの作りもしたい。森にも行きたいしおいしいものも食べたい。ということで、明日行われる秋の収穫を祝う芋煮会に向けて、今日はクラスごとに分担された野菜を切る作業が行われた。年中T組では調理道具をベランダに持ち出して包丁でニンジンなどを切った。

例年は避難訓練に合わせて消防暑のおじさんの話を聞いたり、職員の消火訓練、救命講習などが行われるが、今年はコロナの影響で全てなし。そこで、それに代わるものとして国立医療センターの方に来ていただき、もしも倒れている人を見つけたら、など救命に関するお話を年長児が聞かせていただいた。AEDの話なども交えると「こういうの知っているよ」と心臓マッサージのマネをする子もいた。知っているのは大いに結構だが、健康な人に本気でやらないでね。肋骨が折れたら大変だから。
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posted by Kaede at 18:36 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2020年11月25日

次の段階

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屋外の遊びはずっと盛んだったが、大きい行事「そうさくらんど」が終わり、さらにのびのびとした遊びが展開されている。砂場では冷え込む天候とは関係なく、年少児たちが水遊びに興じていた。

年長児は中断していた米作りの作業を再開。「千歯こぎ」という古い道具を使っての脱穀が行われた。一人1〜2束の籾を落とす作業だが、久しぶりに大きな森にも出かけてしっかり楽しんだので、最後は時間が不足し、降園直前まで仕事が続いた。
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posted by Kaede at 22:11 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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