かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2020年10月30日

里の秋

先週の山登り遠足は雨で中止になったが、実は遠足はもう1回ある。地元の旧西国街道である「歴史の散歩道」という魅力的な散歩道をしっかり歩いて、刈り取りの終わった田んぼで遊ぶ「秋の里遠足」。
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さわやかな秋空の下、コスモスの咲く道などを年少は1.5km、年中と年長は2.5kmを歩いた。
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園にはほとんどいなくなった虫だが、ここにはバッタ、カマキリ、コオロギなどまだたくさんいたので、虫かごを持って来た「生物部」の子たちも大興奮。
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広い田んぼでは、鬼ごっこをしたり、ワラの上に寝転がったり、野の花を摘んだりして里の秋を満喫。
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年長児は最後に近くの畑でイモ掘りまで行った。大きなサツマイモがゴロゴロご出てくるので、帰る予定の時間になっても「まだあるんじゃけえ」といつまでも素手で掘り続けていた。
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2020年10月29日

鳥肌もの

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「そうさくらんど」に向けた年長A組のテーマはゲームセンター。その中でガチャガチャを作りたいグループが、玉を落とす仕組みについて試行錯誤を続けていた。そして登場したのがこれ。紙の筒を回すと、本当に1個だけカプセルが落ちる。これを子どもだけで作ったことに担任は鳥肌が立ったそうだが、私も脱帽である。そうさくらんどの目玉の一つが早くもできたと言える。

年長児たちがやっている「ころがしドッジ」。転がってくるボールを見て瞬時に判断し、走ったり跳んだりして身をかわす。子どもを危険から守るには危険の要因を排除することももちろん大事だが、さらに大事なのは子ども自身が危険を見つけて避けられる力を身につけること。そのためにもこの遊びは役立っている。
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2020年10月28日

期待感

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園舎の増築工事も着々と進んでいるが、今日は年中、年長の4クラスが工事現場に入って見学させてもらった。釘打ち機や電動丸のこの音も時折聞こえ、子どもたちのテンションもアップ。高い天井を見上げ、木の香りかぎ、現場の人から「完成はクリスマスごろ」と教えてもらい、期待感はいっそう高まったようだ。

工事の影響で畑が作れなかったので、今年はサツマイモも発泡スチロールの箱などに植えたが、今日は年少と年中1クラスがイモ掘りをした。ネズ子も応援に駆けつけてくれたが、やはり狭いスペースなので収獲は少なめだった。出てきた幼虫に興奮する声は大きかった。
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2020年10月27日

熱い視線

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10月の誕生会では、職員が牛乳パックを使った工作をいろいろ披露した。この時期、もの作りに熱が入っている子どもたちからはいつも以上に熱い視線が送られていた。いいヒントになれば幸いだ。

年中H組のまん中にあったのは「デザートの木」。枝にはイチゴ、メロン、バナナ、柿、みかん、りんご、ブルーベリーなどたくさんのスウィーツが下がっている。解説してくれたM君によると16種類もあるのだとか。そして幹には雪までついている。
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2020年10月26日

得体

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秋が深まってくると各クラスには得体の知れないものが増えてくる。もちろん次の大きな行事「そうさくらんど」を意識したものたちだ。年長T組に出現したのは四角い穴が空いた白い壁と茶色に塗られた段ボールのかけら。これだけで理解しろというのが無理な話だが、子どもたちの頭の中にはちゃんと設計図があるから、これが次第に分かるものに変わっていく。それを楽しむために、あえて深くは尋ねない。

今年の年長にはフィギュア作りが得意な子が多い。Kちゃんが作っていた人魚は、腕が上下に動くところが自慢のポイント。
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posted by Kaede at 18:35 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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