かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2020年09月30日

喜びと口惜しさのドラマ

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年長はクラス対抗ゲームの第2戦を行った。昨日の予行でベニヤ板の反りに悩まされたA組は、まず重しをベニヤの四隅に置くという作戦で来た。これが功を奏したのか84対35でA組が雪辱。もちろん大喜びしたが、その後でKちゃん「T組は負けて口惜しいから、次はきっとすごい作戦考えるよ。私たちも油断せずに考えんといけん!」と気を引き締めていた。このゲームはドラマ満載だ。

年中はレンガ型の積木を載せた台を4人一組で運ぶゲームを始めてやってみたが、試合後の子どもたちは「ぜんぜん簡単じゃった!」と余裕の表情だった。そこで次回は載せる積木を倍にすることにした。今度は簡単なんて言わせないぞ。
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posted by Kaede at 18:16 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2020年09月29日

前向き

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各学年ともすっかり運動会モードに入ってきている。年少3クラスはかけっこをやってみた。笑顔を振りまきながら走る子もいれば、勝ちたい気持ち満面の子もいる。颯爽とゴールテープを切る子もいれば、テープの前で「これ、行っていいの?」と立ち止まる子もいる。年少は何をやっても個性的だ。

クラス対抗ゲームの1回戦で負けた年長A組は、明日の2回戦を前に園庭で本番さながらの演習を行った。ところが数を数えたら前回と同じ24個。子どもたちから「エーッ!?」という落胆の声が漏れた。「あれだけ練習したのに同じかよ」という気持ちだろう。もっとも今日は好天のためかベニヤ板が反り返り、縁を越えにくかったのが最大の原因。そういうこともある、と分かったのは良かったではないか。前向き、前向き。
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posted by Kaede at 19:02 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2020年09月28日

空に向かって

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園舎の増築は基礎工事が進んでいる。今日やってきたコンクリートポンプ車のアームが快晴の秋空に向かって伸びていくと、子どもたちが憧れるように見つめていた。

ヒガンバナって不思議な花。先週までは何もなかったところから、いきなり伸びてきて花火のような花を咲かせる。「これ、毒があるの?」とよく尋ねられるが、聞きたくなる気持ちは分かる。「あるけど、食べなきゃ大丈夫だよ」。花言葉は「情熱」だとか。姿そのままだ。
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posted by Kaede at 18:32 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2020年09月25日

濃度

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担任を相手に初めての綱引きをやってみた年少S組の子どもたち。勝ってはじけるようなバンザイをくり返す。こうして勝つ喜び、負けた口惜しさを味わい、そして、みんなで喜ぶことで気持ちが何倍にも豊かになることを体験する。協働や共感の喜びも、根はこういうところにある。

クラス対抗ゲームでしのぎを削る年長の両クラス。自分たちのアイデアが漏れないように、入口のガラスに紙を貼ったりするぐらいだが、実は子どもたち同士の仲は今まで以上に濃くなる。だから、普段は2クラスの子が混じって実に楽しそうに遊んでいる。
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posted by Kaede at 22:44 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2020年09月24日

縁起かつぎ

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年長のクラス対抗ゲームは初めての練習試合を行った。1クラス100個の牛乳パックを用意したが、52対24でT組の勝ち。試合後、A組では敗戦の口惜しさに下を向く子も多かったが、「次はがんばろう!」とみんなで声を出し、元気を取り戻した。敗因の一つは、部屋では滑っていた道具が土の上ではひっかかったこと。お弁当後の反省会でもそのことなど様々な建設的な意見が出たが、最後にYちゃんたちが言ったのは「前の日にはみんなカツ丼を食べよう」というもの。

年中のかけっこは今までトラックを3分の2周走っていたが、今年は直線になるかもしれない。今日はH組の子たちが走っていたが、写真を撮ったら奇しくも今トップページに載っている1年前の写真と全く同じメンバーが同じ並びで走っていた。ただし、走り方はずいぶん逞しくなっている。
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posted by Kaede at 21:41 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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